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「枕蚊帳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

枕蚊帳の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海異記」より 著者:泉鏡花
分、秋のはじめが初産で、お浜といえば砂さえ、敷妙の一粒種。日あたりの納戸に据えた枕蚊帳の蒼き中に、昼の蛍の光なく、すやすやと寐入っているが、可愛らしさは四辺にこ....
俳人蕪村」より 著者:正岡子規
る嬉しさよ 更衣《ころもがへ》八瀬《やせ》の里人ゆかしさよ 顔白き子のうれしさよ枕蚊帳《まくらがや》 五月雨《さつきあめ》大井越えたるかしこさよ 夏川を越す嬉し....