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林美雲
「林美雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
林美雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「回想録」より 著者:高村光太郎
いない位である。仏師の方は、父のところに来るということは少なかった。父の相弟子で
林美雲という人があったが、この人は東雲が亡くなってから父を師匠代りにして西町によ....
「美術学校時代」より 著者:高村光太郎
光雲、外に石川光明、竹内久一両先生、この三人くらいであった。木彫の方には助教授の
林美雲先生などが居られた。僕は日本画の方で臨画ばかりやらされていた。つまり以前か....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
たが、私が父の仕事を手伝って一緒に働いたのはこの時の方であった。 故人になった
林美雲なども出掛けて来て手伝ってくれました。....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
されました。 「幾人あるかとお質問ねに対しては、只今の所差し当り私一人で、弟子に
林美雲というものがある位のもので、何んともお答えのしようもありませんが、しかし、....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
なり出品があって賑やかであった。木彫の方は私は都合が悪くて出品しませんでしたが、
林美雲が一点だけ牙彫の中に混って出品しました。 発会式は非常な景気で諸万からお....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
りました。出来上がったのが四月……桜の花の散る頃でありました(手伝わせた弟子には
林美雲氏も山本|瑞雲氏もおりました。美雲氏は既に故人となったが、後に美術学校の助....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
、長く弟子にして置くわけに行かず、途中で暇をやりました。 その次に参ったのは、
林美雲です(美雲のことは時々前に話しましたが)。この人は旧姓を西巻庄八といいまし....