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果た
「果た〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
果たの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
で、そして奥深い感じが致しました。 岩屋の入口には、神様の言われましたとおり、
果たして新しい注連縄が一筋張ってありました。 一と通り見物が済むと、私達は再び....
「或る女」より 著者:有島武郎
る以上に深くなっていると断定してもさしつかえない。せっかく依頼を受けてその責めを
果たさなかったのは誠にすまないが、自分たちの力では手に余るのだから推恕《すいじょ....
「北海道に就いての印象」より 著者:有島武郎
ンディナヴィヤのような、又は北米の文明に於けるニュー・イングランドのような役目を
果たすことが出来ていたかも知れない。然しそれは歴代の為政者の中央政府に阿附するよ....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
着々として米州の連合に進んでおります。 次にヨーロッパです。第一次欧州戦争の結
果たるベルサイユ体制は、反動的で非常に無理があったものですから遂に今日の破局を来....
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
…」 「それはいかん! 自分の所望《のぞみ》を遂げるために恩を受けて、その望みを
果たしたで、報恩《おんがえし》になるものではない。それはただ恩に対するところのわ....
「去年」より 著者:伊藤左千夫
の家に飛び込んだ。けれども門にはいってあまりに家のひっそりしているを気づかった。
果たして間に合わなかった。三十分ばかり前に息を引きとったとのことであった。博士は....
「紅黄録」より 著者:伊藤左千夫
をしたものかなと、幾度悔いても間に合わなかった。それより四カ月とたたぬうちに父は
果たして石塔の主人となられた。一村二十余戸八十歳以上の老齢者五人の中の年長者であ....
「奈々子」より 著者:伊藤左千夫
つと、提灯を動かした拍子に軒下にある物を認めた。自分はすぐそれと気づいて見ると、
果たして亡き人の着ていた着物であった。ぐっしゃり一まとめに土塊《つちくれ》のよう....
「成長が生んだ私の恋愛破綻」より 著者:伊藤野枝
多いと私は思います。そしてまた、よく子供のためにいいとか悪いとかいいますが、何が
果たして幸福であり何が不幸になるか、容易に他から差し出てきめる事は出来ないと思い....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
。そのいわゆるインド、アラビアはヤソ教国にあらず、ギリシアまたヤソ教国にあらず。
果たしてしからば、ヤソ教国の文明は、仏教国、イスラム教国等の源泉より流出せるもの....
「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」より 著者:井上円了
り。例えば、某家に今かくかくのことありと告ぐるとき、その家に至りて問い合わすに、
果たしてそのことありという。これ、あに奇怪にあらずや。第三に、その声、よく他人の....
「西航日録」より 著者:井上円了
プトの古都カイロに入り、ピラミッドを見る予想なりしも、汽船滞泊の時間なきをもって
果たさず。 十三日、地中海に入る。風穏やかに波平らかなり。 途上詩作一、二あ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
。東亜も西欧もすでに老成しており、むしろ南半球の地はなにごとも年若いのだから。)
果たしてしかりとせば、自ら南球を一周し、各州各島の風土に接触して、その実況をわが....
「迷信解」より 著者:井上円了
せよ』と。僕、大いにその厚意を謝す。すでにして僕、楼上にのぼりて床の間を探るに、
果たして紙包みと折り詰めあり。紙包みを開き見るに、その中には木の葉あるのみ。折り....
「妖怪学」より 著者:井上円了
なわち超理的これなり。しかれども、超理的必ずしも人知以外に存するにあらず。もし、
果たして人知のほかにあるときは、我人これを知るべき道理なし。いやしくも、その超理....