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果報負け
「果報負け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
果報負けの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
怒ったりして、折角の幸福を追い払ったり何かするものである。 「このまま使っては、
果報負けがして、わしは死ぬかも知れない。」と、内助は、もっともらしい顔で言い、「....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て夭死《わかじに》をしたのは、お輿入《こしい》れ間もないことで、その死因は単純な
果報負けだともいうし、坂崎余党のうらみの毒によるものだともいうし……また、昼夜に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
に近いことではあり、その後、封ぜられた大名もありましたが、なにしろ豊公の故地では
果報負けがすると見えていつきません、それ故に、長浜の地はその後長く城主の手を離れ....