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「枝付き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

枝付きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
《さわやか》である。 弥之助は此所で二日ばかり保養した後、東京へ取って返した。枝付きの蜜柑《みかん》を買い込んで土産《みやげ》とし、三等客として空席の一つを占....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
描いた天使のように、首を傾《かし》げ腕や胴をねじらす、料理店の給仕――通行人に青枝付きの香橙《オレンジ》を差し出して路上で物乞《ものご》いをし、追従《ついしょう....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
瀬などは、なかなか景趣に富み、肥後の小耶馬渓などともよばれている。旅客は、小さい枝付きの蜜柑などを買って、喰べながら歩いたりする。小天蜜柑とかいって、古くからこ....