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「枝分〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

枝分の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
じて画然と一つの大きな線を引いているものが三十一字の短歌である。その線の途中から枝分かれをして連歌が生じ、それからまた枝が出て俳諧連句が生じた。発句すなわち今の....
線香花火」より 著者:中谷宇吉郎
ら射出される機構、それからその火花が初めのうちはいわゆる「松葉」であって、細かく枝分れした爆発的分裂を数段もするのであるが、次第に勢が減ると共に「散り菊」になっ....
」より 著者:中谷宇吉郎
に発達したものである。樹枝状というのは結晶の発達する形の一種で木の枝のように沢山枝分れしたものをいうのである。樹枝状の一番簡単なものは中心から六本の枝が伸び出た....
植物知識」より 著者:牧野富太郎
根草《しゅっこんそう》で、根は肥厚《ひこう》していて地中に直下し、単一、あるいは枝分《えだわ》かれがしている。そしてその根皮《こんひ》が、生時《せいじ》は暗紫色....