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枝垂れ桜
「枝垂れ桜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
枝垂れ桜の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「京鹿子娘道成寺」より 著者:酒井嘉七
きな桜の木、これの花にもなぞらえてあるのでございましょうか、舞台正面の天井からは
枝垂れ桜の、花のすだれが、舞台上手から下手まで、ずっと春めかしく、舞台をはなやか....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
にもためらいなくうなずかれる。――いつか、私たちは高い石段をのぼり切ッて、大きな
枝垂れ桜を前にした安国寺の一禅室へ入っていた。――すでに沢山な古文書の類が、部屋....