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枝村
「枝村〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
枝村の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
島氏の祖の服部喜兵衛は今の寒月から四代前で、本とは上総の長生郡の三ヶ|谷(今の鶴
枝村)の農家の子であった。次男に生れて新家を立てたが、若い中に妻に死なれたので幼....
「山の人生」より 著者:柳田国男
いずれも泉の噴出に起因する窪地で、形状は足跡とも見られぬことはなかった。上総の鶴
枝村で見たものは、小川を隔てて双方の岡の上にあった。その一つはすでに崩れているが....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
。従来の土地を耕作したのみでは生活が保ち切れないとなると、新たに荒地を開いて出村
枝村をつくる。そういう場合に新たに農村の起ることが幾らもありますが、そうでなくし....
「特殊部落と細民部落・密集部落」より 著者:喜田貞吉
ったというは事実らしい。 なお部落成立の状態をみるに、古代にあっては往々出村・
枝村を作り、また移転も比較的自由であって、正徳五年の京都付近の穢多部落には、戸数....