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「枡形〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

枡形の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ピタゴラスと豆」より 著者:寺田寅彦
というものの名前ぐらいは覚えているであろう。直角三角形の一番長い辺の上に乗っけた枡形の面積が他の二つの辺の上に作った二つの枡形の面積の和に等しいというのである。....
首のない騎馬武者」より 著者:田中貢太郎
うしても他へ往くことができなかった。そこでふと気をつけてみると、己の周囲には城の枡形らしい物の影が映っていた。大手の址はあっても建物も何もないのに枡形の映るは不....
剣侠」より 著者:国枝史郎
は油屋角屋などという、なかば遊女屋を兼ねたような、堂々としたものがあり、名所には枡形があり、旧蹟には、石の風車ややらずの石碑や、そういうものがありもした。街道を....