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枯れ芝
「枯れ芝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
て、黄紫赤褐にいぶしをかけし天然の肌の美しさは、かえって王宮のゴブランにまさる。
枯れ芝の中に花さく蕗の薹を見いでて、何となしに物の哀れを感じ侍る。 自動車のほこ....
「「自然」を深めよ」より 著者:和辻哲郎
たその奥に活躍している「生」そのものをも含んでいる。 たとえば私がカサカサした
枯れ芝生の上に仰臥して光明遍照の蒼空を見上げる。その蒼い、極度に新鮮な光と色との....