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枯朽
「枯朽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
いつもたった一人でこの松山を遊び歩いた。そして人知れず行われている樹木の成長と、
枯朽とを静かに見入ったり繁みの中から水のように滴り出る小鳥の歌にじっと聴きとれた....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
も、悪より善への、不正より正への、偽より真への、夜より昼への、欲望より良心への、
枯朽より生命への、獣性より義務への、地獄より天への、無より神への、その行進である....