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架する
「架する〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
架するの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
した。
『著者は田舎を愛すれども、都会を捨つる能わず、心|窃に都会と田舎の間に
架する橋梁の其板の一枚たらん事を期す。』
不徹底な言い分のようですが、それが....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
年ならずして、学校・兵備の改革あり、鉄道・電信の設あり、その他石室を作り、鉄橋を
架する等、その決断の神速なるとその成功の美なるとに至りては、実に人の耳目を驚かす....
「申訳」より 著者:永井荷風
如きものが、今更カッフェーについて舛駁《せんばく》なる文をつくるのは、屋下に屋を
架する笑いを招くばかりであろう。 僕は平生見聞する事物の中、他日小説の資料にな....
「三国志」より 著者:吉川英治
ぐらして、一座の閣を玉龍と名づけ、一座の楼を金鳳ととなえ、それらの勾欄から勾欄へ
架するに虹のように七つの反橋をもってした。 「もし老後に、閑を得たら、ここに住ん....