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架台
「架台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
架台の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球を狙う者」より 著者:海野十三
潰した。 恐ろしい予感 博士は、仕損じたりと思ったのか、こんどは望遠鏡の鉄製の
架台《かけだい》を手にもって、ぶんぶんふりまわしながら僕に迫ってきた。 「あっ、....
「生きている腸」より 著者:海野十三
だ」 なにを訓練するのであろうか。彼は、部屋の中を歩きまわって、蛇管や清浄器や
架台など、いろいろなものを抱えあつめてきた。 「さあ、、医学史はじまっての大実験....
「アッシャー家の崩壊」より 著者:佐々木直次郎
ところをまわるときには、異様な鋭い軋《きし》り音をたてた。 この恐ろしい場所の
架台の上に悲しい荷を置いてから、二人はまだ螺釘《ねじくぎ》をとめてない棺の蓋《ふ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
団の坑道を襲撃いたします。終り」 「うむ、冷静に、やれよ」 草津大尉は、側らの
架台から、拳銃の入ったサックを下ろして、胸に、斜に懸けた。それから、鉄冑を被り直....
「疑問の金塊」より 著者:海野十三
トルトだの、耐酸性の甕だの、奇妙に曲げられた古い硝子管だのが、大小高低を異にした
架台にとりつけられていたのだった。 (さてはこの建物は、強酸工場と倉庫とを兼ねて....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
助も、ヒトミも、目を丸くしてこの実験台の異風景に見とれていたが、とつぜん、一箇の
架台《かだい》がレトルトをのせたまま宙に浮いた。 「あッ」 その
架台は横の方へ....
「金属人間」より 著者:海野十三
ぐにゃりとしたうす桃色のものを入れた。それからガスのバーナーに火をつけ、その上に
架台《かだい》をおき、
架台の上に今のビーカーを置いた。 それから博士は、薬品戸....
「超人間X号」より 著者:海野十三
絶縁碍子《ぜつえんがいし》の台の上にのっている。箱の中には、やはりガラスでできた
架台《かだい》があって、その上に、やはりガラスの大皿がのっている。そしてその大皿....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
あった。絨毯の上にどっしりした台を置き、そこから上に向って人の背丈よりもやや高く
架台があって、その
架台の先が提灯をかけるように曲って横に出ているが、その鈎《かぎ....
「時計屋敷の秘密」より 著者:海野十三
り、その上にいろいろの形をしたレトルトやビーカーや蛇管《じゃかん》が、それぞれの
架台の上にのっている。たくさんの壜《びん》がある。 古い型の摩擦電気《まさつで....
「四次元漂流」より 著者:海野十三
ずによって、いろいろな仕事を手伝ってやった。棚からレトルトをおろして金網をおいた
架台の上にのせたり、でてくるガスから湿気を取るために硫酸乾燥器のトラップをこしら....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
が、さし上げられた。説明役の高級艇員は、それを卓子のうえに抱え上げた。宇宙服は、
架台にかかっていた。自分の横に、その宇宙服をおいて、説明がはじまった。 「これが....