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「枸橘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
犬のはじまり」より 著者:宮本百合子
れない。 薄きたない白が、尾を垂れ、歩くにつれて首を揺り乍ら、裏のすきだらけの枸橘《からたち》の生垣の穴を出入りした姿が今も遠い思い出の奥にかすんで見える。 ....