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染紋
「染紋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
染紋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
子などが出る内に、奥から出て来たのは八橋周馬で、何ういうことでございますか水色に
染紋の帷子を着まして、茶献上の帯を締め、月代を少し生やして居ります。年齢三十七八....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
セミが評判を聞いて集まり来り、赤い金魚をくわえて右往左往すること、あたかも友禅の
染紋様の如くなることを飽かず眺め興じたであろう。惜しいかな好漢、胸中百巻の書を蔵....