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染草
「染草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
染草の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伸子」より 著者:宮本百合子
ままゆ》が一反あるから、羽織にでもしようかと思って――どうも近頃はもとと違って、
染草が悪いのか、気に入った色がすくないねえ」 多計代はやがて、思い出したように....
「曲亭馬琴」より 著者:邦枝完二
とうあんきょうでん》は、旧臘《くれ》の中《うち》から筆を染め始めた黄表紙「心学早
染草」の草稿が、まだ予定の半数も書けないために、扇屋から根引した新妻のお菊《きく....