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柮
「柮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
柮の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日輪」より 著者:横光利一
いた。猿は二人の頭の上を枝から枝へ飛び渡った。訶和郎は野犬と狼とを防ぐために、榾
柮を焚いた。彼らは、数日来の経験から、追手の眼より野獣の牙を恐れねばならなかった....
「紫大納言」より 著者:坂口安吾
王も亡者の命を返してくれよう。まず、ぬすびとの御馳走をくえ」 彼等は手に手に榾
柮をとり、ところかまわず大納言を打ちのめした。衣はさけ、飛びちる火粉は背に落ちた....