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「柱立て〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

柱立ての前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
眉かくしの霊」より 著者:泉鏡花
の香が通う。洗面所の傍の西洋扉が湯殿らしい。この窓からも見える。新しく建て増した柱立てのまま、筵がこいにしたのもあり、足場を組んだ処があり、材木を積んだ納屋もあ....
照葉狂言」より 著者:泉鏡花
に行きぬ。 蛇責こそ恐しかりけり。大釜一個まず舞台に据えたり。背後に六角の太き柱立てて、釜に入れたる浅尾の咽喉を鎖もて縛めて、真白なる衣着せたり。顔の色は蒼ざ....