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「柳ヶ瀬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

柳ヶ瀬の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
栃の実」より 著者:泉鏡花
、二人一組、別に一人、一人は旅商人、二人は官吏らしい旅客がいて憩った。いずれも、柳ヶ瀬から、中の河内|越して、武生へ下る途中なのである。 横づけの駕籠を覗いて....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
して歩みました。そうして無事二十里の道を突破して、このところ、越前と近江の国境、柳ヶ瀬までの間、道の甚《はなはだ》しく迫ることを感じ、なるほど、ここは要害だ、柴....
雪霊続記」より 著者:泉鏡花
だ、深山にかくれて活きている事を信ぜられています――雪中行軍に擬して、中の河内を柳ヶ瀬へ抜けようとした冒険に、教授が二人、某中学生が十五人、無慙にも凍死をしたの....