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柳生十兵衛
「柳生十兵衛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
柳生十兵衛の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鍵屋の辻」より 著者:直木三十五
る実録物だ――だと、これがもう一つひどくなって頭を二度槍で撲られている。とにかく
柳生十兵衛取立の門人一万二千人――但し講釈師の調査――の中から、只一人の極意皆伝....
「帰去来」より 著者:太宰治
なあに、うまくいきますよ。」北さんはひとり意気|軒昂たるものがあった。「あなたは
柳生十兵衛のつもりでいなさい。私は大久保彦左衛門の役を買います。お兄さんは、但馬....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
「剣術が出来れば怖いものは無いんだね」 「そうもいかないね」 「荒木又右衛門と
柳生十兵衛と、どっちが強いの」 「それは
柳生十兵衛が強いだろう、先生だから」 「....
「安吾武者修業」より 著者:坂口安吾
又兵衛、塙団右衛門、荒川熊蔵などという忍術使いや豪傑から、上泉伊勢守、塚原卜伝、
柳生十兵衛、荒木又右衛門などの剣客等、すべて痛快な読み物である。子供たちはそれぞ....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
剣道の極意歌なるものは、輯めれば一集になるほど各人各家にある。自分が好きなのは、
柳生十兵衛の詠んだ なか/\に人里ちかくなりにけり あまりに山の奥をたづねて ....