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栄花物語
「栄花物語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
栄花物語の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日記」より 著者:宮本百合子
るので、すっかり古い花をすて、線香をもやす。 夕飯前、和本箱を見、西行の伝記、
栄花物語、その他を見出す。月のゆくえとか、池の藻屑とか小説のような名の本を一寸あ....
「間人考」より 著者:喜田貞吉
ありけれ。 枕草子に、 てづからは声もしるきに、はしたものなどは、されどよし。
栄花物語根合の巻に、 はしたもの、女房の局の人など、をかしくしたてゝ沓すり歩く。....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
歌人だけに西行と一脈どこか通じているものがあった。 歓楽のあとに哀寂多しで、「
栄花物語」的な絢爛な世代の反面に、そうした現実とは両極端な無常観や世を儚む考えが....