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栗本鋤雲
「栗本鋤雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
栗本鋤雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
の後を承けて幕府の医官となり、天保十二年には三十八歳で躋寿館の教諭になっていた。
栗本鋤雲は栲窓の弟である。通称は哲三、栗本氏に養わるるに及んで、瀬兵衛と改め、ま....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
年功で、鼻ッぱしが強く、江戸ッ児をその鼻の先にかけているのですが、もし、勝海舟や
栗本鋤雲《くりもとじょうん》あたりを江戸ッ児の粋《すい》なるものとすれば、この水....
「瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
間には往々これを伝うるものありと見え、現に客冬刊行の或る雑誌にも掲載したるよし(
栗本鋤雲翁は自から旧幕の遺臣を以て居り、終始その節を変ぜざりし人にして、福沢先生....
「瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
上野介が全盛の当時、常に政府に近づきたるは仏国公使レオン・ロセツにして、小栗及び
栗本鋤雲等とも親しく交際し政府のために種々の策を建てたる中にも、ロセツが彼の横須....
「西瓜」より 著者:永井荷風
を冀《こいねが》ったのは、明治時代の裏面を流れていた或思潮の為すところであろう。
栗本鋤雲《くりもとじょうん》が、 門巷蕭条夜色悲 〔門巷《もんこう》は蕭条《し....