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校主
「校主〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
校主の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
護しているのも亦実に、この家族主義、家庭主義だということになる。夫が例えば花嫁学
校主義なのだ。 そんなまわり遠い社会政策ではなくて、私の年頃になった娘の縁談を....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
じりとした思いで、改めて家老の相田清祐を急ぎ遣わした。一縷《いちる》の望みは、藩
校主宰たる彼の人格が宗藩官吏に知己をもっていることであった。待つこと二カ月。弁舌....
「鏡の中の月」より 著者:宮本百合子
ことも度々ある山口は、ゆっくりと内ポケットから名刺ばさみをとりだし、狭谷町青年学
校主事、狭谷町醇風会理事、その他二つ三つ肩書を刷りこんだ名刺を瀧子に渡した。そし....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
安西一丁目|南裏町十五番地に移り住んだ。私立静岡英学校の教頭になったからである。
校主は藤波甚助という人で、雇外国人にはカッシデエ夫妻、カッキング夫人等がいた。当....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
うにんしゃ》の講師として頗《すこぶ》る尽瘁《じんすい》する所ありしに、不幸にして
校主|敬宇《けいう》先生の遠逝《えんせい》に遭《あ》い閉校の止《や》むなき有様と....
「一週一夜物語」より 著者:小栗虫太郎
。 で、そこの、教程を終えてから何をしたかというと、まず助教師、そして最近は、
校主の知己のヘミングウェー嬢が、本土から来られたについて案内役となりました。 ....