校本[語句情報] » 校本

「校本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

校本の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
駒のいななき」より 著者:橋本進吉
ん》氏の調査によれば、ここの本文が「ひゝ」とあるのは上田秋成《うえだあきなり》の校本だけであって、中村秋香《なかむらしゅうこう》の『落窪物語大成』には「ひう」と....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
分かる。 この歌は、第二句ナツキニケラシ(旧訓)、古写本中ナツゾキヌラシ(元暦校本・類聚古集)であったのを、契沖がナツキタルラシと訓んだ。第四句コロモサラセリ....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
世子孫に伝うるの一事にあり。その任また重しと言うべし。 豈《あに》ただ数巻の学校本を読み、商となり工となり、小吏となり、年に数百の金を得てわずかに妻子を養いも....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
切経があります。でこれは古い写本、版本みな大切でありますが、近時学者の手に成った校本も研究には欠くべからざるものであります。それをみな集めようというのがわれわれ....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
つけたのが次点、そして源|頼朝が鎌倉へ幕府の基礎を置いた元暦元年に、有名な『元暦校本万葉集』が成った。その頃まだ百五十首ばかり読めない歌が残っていたのだが、それ....