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根っ木
「根っ木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
根っ木の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鷲」より 著者:田中貢太郎
いた。私たちはその畳屋の庭で、木の枝の削ったのを地べたに打ち込んで執りっこをする
根っ木というのをしていたところで、堀内と云う村の巡査がつかつかと入って来て、私達....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
になっている。 鶴見はもう幼年期を終って立派に少年時代に入る。独楽や凧や竹馬や
根っ木やらは棄てられねばならない。鶴見はそのなかでも独楽は得意で、近所の町屋の子....
「四谷、赤坂」より 著者:宮島資夫
も節が高くて、桟《さん》をつけるに工合がよかった。考えて見ると、竹馬も長崎凧も、
根っ木も、ブン/\も、私達子供の頃は皆自分の手で作った。小刀で手をよく切った。が....