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「根岸派〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

根岸派の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
紀行文家の群れ」より 著者:小島烏水
明治文壇には、紀行文家と称せられる一群の顔ぶれがあった。根岸派では、饗庭篁村が先達で、八文字舎風の軽妙洒脱な紀行文を書き『東京朝日』の続....
歌の円寂する時」より 著者:折口信夫
とどかざりけり この歌まで来ると、新生命の兆しは、完全に紙の上に移されて居る。根岸派では、子規はじめ門流一同進むべき方向を見つけた気のしたこと、正風に於ける「....
郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
った。明治以後、彼の最初の発見者たる正岡子規《まさおかしき》、及びその門下生たる根岸派《ねぎしは》の俳人に継ぎ、殆《ほと》んどすべての文壇者らが、こぞって皆蕪村....
十六、七のころ」より 著者:永井荷風
一人運動場の片隅で丁度その頃覚え初めた漢詩や俳句を考えてばかりいるようになった。根岸派の新俳句が流行し始めたのは丁度その時分の事で、わたくしは『日本』新聞に連載....