根府川石[語句情報] »
根府川石
「根府川石〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
根府川石の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「妖婆」より 著者:芥川竜之介
ると、ほっと安心したような吐息をついて、その下をだらだらと川の方へ下りて行くと、
根府川石《ねぶかわいし》が何本も、船から挙げたまま寝かしてある――そこまで来て、....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
っしゃらないと猶疑ぐられますよ」 と云うを聞入れず、源次郎は是を機会に跣足にて
根府川石の飛石を伝いて帰りました。 國「お前が悪いから打たれたのだよ、お隣の御二....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
こみ、それに永井荷風氏が「沙羅の木」の詩を書かれたのです。その傍には詩に歌われた
根府川石をあしらった沙羅の木の白い花が一つ二つ夢のように咲いています。 左寄り....