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「桂林〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

桂林の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
梁(六朝)の大同の末年、平南将軍|藺欽をつかわして南方を征討せしめた。その軍は桂林に至って、李師古と陳徹を撃破した。別将の欧陽※は各地を攻略して長楽に至り、こ....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
養育した。 海中の紅旗 丞相(大臣)の趙鼎が遠く流されて朱崖にあるとき、桂林の帥が使いをつかわして酒や米を贈らせた。雷州から船路をゆくこと三日、風力がす....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
両面銭 南方では神鬼をたっとぶ習慣がある。狄青が儂智高を征伐する時、大兵が桂林の南に出ると、路ばたに大きい廟があって、すこぶる霊異ありと伝えられていた。 ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
支那でいうのが西洋の「日は火を消す」と全《まる》反対《あべこべ》で面白い。さて『桂林漫録』に日本武尊《やまとたけるのみこと》駿河の国で向火《むかいび》著けて夷《....
」より 著者:森鴎外
俳句や、鉄幹の歌の生れぬ先であったから、誰でも唐紙に摺った花月新誌や白紙に摺った桂林一枝のような雑誌を読んで、槐南、夢香なんぞの香奩体の詩を最も気の利いた物だと....
せいばい」より 著者:服部之総
鉄管をふくませて舌を噛むことを拒《ふせ》いだという。火刑の火はその当日、城下若松桂林寺町早山かもんのすけという御用鋳師の家からもってくるのが恒例で、磔柱や獄門は....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ておくな。われと思わん者は行け」 と、みずから指揮された。 おおっとばかり、桂林坊の悪讃岐、中の坊ノ小相模、侍従の定快、伯耆ノ直源など、各※堂衆四、五十をひ....