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「桑木厳翼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

桑木厳翼の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
なっている。ここに最近の評論壇のトピックの一つの代表的な特色を見ることが出来る。桑木厳翼博士が「教養としての哲学」を説いているのも、学術と思想、科学と教養、とを....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
少異った類別の方針も立てなくてはなるまい。例えば新カント主義の思想家として哲学の桑木厳翼博士や物理学の石原純博士など、を忘れてはならない。そしてこの二人ともが可....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
ようになったのは、恐らく大戦のしばらく前と見て好いだろう。すでに前から、大西祝や桑木厳翼の諸教授の手によって、多少とも独特さを持った思想の科学となりつつあった科....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
うかゆくまいか。紋付着て帯しめて苦しい。それでも決心して出かけました。徳富蘇峰、桑木厳翼、如是閑その他という顔ぶれ、作家では秋声、白鳥、春夫、※、久米など。女の....
読書遍歴」より 著者:三木清
場所で書いておいたから、ここではもう繰り返さないことにする。宮島鋭夫に連れられて桑木厳翼先生を初めてお訪ねしたのもその頃であった。宮島は後に東大の哲学科に入った....
クリティシズムと認識論との関係」より 著者:戸坂潤
てである(文化という字は文明開化の略であるから従前から無かったものではないが)。桑木厳翼博士や土田杏村氏等の数群の文化哲学者が現われ、文化の意識に立脚して文明批....
日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
想家にもし、又時々その思想の論理的な弱点を暴露もするのである。 桑木※雄博士は桑木厳翼博士の令弟で、その風貌は見境いのつかぬほど似ているのである。(謡曲は※雄....