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桓公
「桓公〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
桓公の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「名人伝」より 著者:中島敦
くれた。(こうした事を今日の道義観をもって見るのは当らない。美食家の斉《せい》の
桓公《かんこう》が己のいまだ味わったことのない珍味《ちんみ》を求めた時、厨宰《ち....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
かなんだが、『大清一統志《だいしんいっとうし》』九七に、山東省の米山は相伝う斉|
桓公《かんこう》ここに土を積んで虚糧《うそのかて》と為《な》し、敵を紿《あざむ》....
「雪代山女魚」より 著者:佐藤垢石
、医薬を発見した神農は、舌をもって草を舐め、その味によって種別した、とあり、齊の
桓公の料理人易牙は、形の美を謂わずして味の漿を嗜んだ、という。 そこで、さき頃....
「三国志」より 著者:吉川英治
すけて、五国の兵馬を指揮し、斉の七十余城を陥したという武人。――また管仲は、斉の
桓公を輔佐して、富国強兵政策をとり、春秋列国のなかに、ついに覇を称えしめて、その....