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梅擬
「梅擬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
梅擬の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「慾」より 著者:豊島与志雄
えられてしまった。床の間の軸につがいの鴛鴦が泳いでいるのは俗だが、その下の方に、
梅擬《うめもどき》かなにかの赤い実のなった小枝の根〆に、水仙の花が薄黄色に咲いて....
「人真似鳥」より 著者:室生犀星
思議な遠慮を感じるのである。鵯などは手にそっと握って庭の中を持って歩いて、蜘蛛や
梅擬の実などを喰べさせているが、放したら狎れていても子飼いでないから逃げるであろ....