梅花香[語句情報] » 梅花香

「梅花香〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

梅花香の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
りましたので、試みにその匂いを嗅いでみると、これが浅ましい事にはあまり上等でない梅花香の汚《し》みでした。菊路が好んで用いる髪の油は、もっと高貴な香を放つ白夢香....
源氏物語」より 著者:紫式部
の製作がすぐれて艶で優美であると宮はお言いになった。紫の女王のは三種あった中で、梅花香ははなやかで若々しく、その上珍しく冴えた気の添っているものであった。 「こ....