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「梵文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

梵文の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
の守り袋を用意したと言って、青地の錦の切地で造ったものをそこへ取り出して見せた。梵文の経の一節を刻んであるインド渡来の貝陀羅樹葉、それを二つ折りにして水天宮の守....
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
)は、実は宗教的内容のことなのではなくて、文学的内容のことなのではないかと思う。梵文学や仏教聖典・キリスト教聖書などは、明らかに文学的遺産として吾々に伝えられて....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
粟田口青蓮院、嵯峨清涼寺、坂本来迎寺所蔵のもの略これと同じく、また貝葉でなく紙本梵文にも逸品がある。三井園城寺大日経真言梵本一冊、河内金剛寺普賢行願讃一冊、高野....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
思って、観念していただくことにする。 お名前も、足利|惇氏さんである。京大では梵文学(東大でいう印度哲学科)の教授、学習院時代には、いまの陛下と同級であったと....