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「梶の葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

梶の葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
の銃隊士に護られながら中央の部隊を堅めた。五十人ばかりの鎗隊士を従えた稲右衛門は梶の葉の馬印で、副将らしい威厳を見せながらそのあとに続いた。主将耕雲斎は「奉勅」....
「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:作者不詳
て居て春がすぎて夏も来た。秋の風が吹き初めると星の沢山の空をながめながら天を渡る梶の葉におもう事をかく頃となった。ものを思わない心配のない人でさえもくれて行く秋....