棄て子[語句情報] »
棄て子
「棄て子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
棄て子の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街はふるさと」より 著者:坂口安吾
もいかなかった。 「君は御両親がなかったのだね」 「ええ。一人ぼっちです。ぼくは
棄て子なんです。ぼくの名も、拾って育ててくれた人がつけてくれたのです。養父母は三....
「なよたけ」より 著者:加藤道夫
申し上げますれば、……大納言様。……なよたけめは手前の子供ではござりませぬ。実は
棄て子だったのでござります。…… 御行 なに?
棄て子? 造麻呂 へえ。……実は....