棄恩[語句情報] »
棄恩
「棄恩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
棄恩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「だだをこねる」より 著者:辻潤
さか御礼のつもりでさしあげたいと思っているが――かなり気になってはいた。しかし「
棄恩入無為真実報恩者」という甚だ虫のいい文句がほとけさまの方にあるので、そいつを....
「くろん坊」より 著者:岡本綺堂
早々に戻って来た。 源蔵も今は源光といって、立派な僧侶となっているのであった。
棄恩入無為といいながら、源光はおのが身の修業にのみ魂を打込んで、一度も故郷へ帰ら....