棄老[語句情報] »
棄老
「棄老〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
棄老の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
また我輩が拙著「隠居論」の始めに隠居の起原を論じて、「隠居俗は食老俗、殺老俗、
棄老俗とその社会的系統を同じうし、これらの蛮俗が進化変遷して竟に老人退隠の習俗を....
「本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
を尽くすことは思いも寄らぬが、重なるものについて記述する。 殉死の発生と殺老及び
棄老 殉死のさかんに行われた時代にあっては、それは必ずしも変態の葬礼とは言えぬ....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
はけしからぬであって、じっさいは人に孝行をすすめる話なのである。人によってはまた
棄老国ともいうが、この名称は外国からきている。昔々、いつのころとも知れない遠い昔....