棒砂糖[語句情報] »
棒砂糖
「棒砂糖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
棒砂糖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
囲は上部において一メートル六十五サンチ、下部において一メートル九十サンチで、ほぼ
棒砂糖の形をなし、上部に至るに従って細くなっている。故にその高さは通常人が立って....
「みちの記」より 著者:森鴎外
の外、なにもなし。飯のそえものに野菜|煮よといえば、砂糖もて来たまいしかと問う。
棒砂糖少し持てきたりしが、煮物に使わんこと惜しければ、無しと答えぬ。茄子、胡豆な....
「博物誌」より 著者:岸田国士
つけてみたり、潰してみたり、まるで歯抜け爺さんみたいに、頻りに首をひねっている。
棒砂糖の切れっぱしを入れてあるのに、どうしようともしない。こりゃなんだ。石がとび....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
峰がするどくとがっている。) その一峰とは凝糖峰にして、奇巌突立の状、あたかも
棒砂糖の形に類す。ゆえにその名あり。あるいはいう、リオ都の山形は巨人の仰臥するの....