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「棟続き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

棟続きの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仮装人物」より 著者:徳田秋声
は別に、これも日頃懇意にしている文学好きの内科の学士で、いつか庸三をつれて病院の棟続きのその邸宅へ遊びに行ったこともある院長にも来てもらうことにした。 その先....
宝石の序曲」より 著者:松本泰
に戻ってきて、風邪を引いたとみえ寒気がすると言い、ウイスキーを二、三杯ひっかけて棟続きの寝室へ退いてしまった。十一時に店を仕舞って、通いの女給たちは連れ立って帰....
白日夢」より 著者:豊島与志雄
板塀で仕切られてる六七坪の庭が、何だか妙に窮屈だったし、それから殊に、隣りの家と棟続き壁一重越しに、全く同じ形に建てられてるのが、余りいい気持ではなかった。と云....
子規居士と余」より 著者:高浜虚子
われた。」と冷かしていたかと思う。 この頃居士はもう今の家に移っていたのだが、棟続きの隣の家に松居松葉君が一時住まっていた事があった。裏庭伝いに訪ねて来て雑談....