森田座[語句情報] »
森田座
「森田座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
森田座の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
習慣もよほど廃れかゝっていたのですが、御承知の通り、安政四年四月十四日、三丁目の
森田座で天竺徳兵衛の狂言を演じている最中に、桟敷に見物していた肥後の侍が、たとい....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
ない、その代りあしたの朝早く行こうと言うからね。あすならなお幸い、小芳とふたりで
森田座へ行くことになっているから、じゃ御一緒にあんたも芝居見はどうでござんすと言....
「小坂部伝説」より 著者:岡本綺堂
言のあるのを見ても知られる。この狂言は例の四代目鶴屋南北の作で、文化十一年五月に
森田座で上演している。すでに「復再」と名乗るくらいであるから、その以前にもしばし....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
判もよく、興行の成績もよかった。二番目は桜痴居士の新作で、安政四年四月、猿若町の
森田座で「天竺徳兵衛」を演じている最中に、熊本の藩士が見物席から舞台に飛びあがっ....