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植物帯
「植物帯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
植物帯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「武蔵野」より 著者:国木田独歩
な叙景の筆の力が多い。これはロシアの景でしかも林は樺の木で、武蔵野の林は楢の木、
植物帯からいうとはなはだ異なっているが落葉林の趣は同じことである。自分はしばしば....
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
しむるものは、主として神社の合祀なり。本多〔静六〕博士は備前摂播地方で学術上天然
植物帯を考察すべき所は神社のみといわれたり。和歌山県もまた平地の天然産生物分布と....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
た。が、全体としての色調は変化がなくてくすんでいた。例の山々は裸岩の尖峯をなして
植物帯の上にくっきりと聳え立っていた。どの山も奇妙な恰好をしていたが、三四百フィ....