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「楊枝店〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

楊枝店の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
南北の東海道四谷怪談」より 著者:田中貢太郎
れておりました、お慰みに御覧あそばしませぬか」 お槇はお梅をはじめ一行を誘って楊枝店へ往った。楊枝店には前日から雇われている四谷左門の養女のお袖が浴衣を着て楊....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
古くからそこにいるのだそうで、家内|揃ってよく写しに行きました。そこらあたりには楊枝店が並んでいます。 見世物小屋のある方へ行って、招牌を見て歩きます。竹の梯....
日和下駄」より 著者:永井荷風
じゅ》中の冠《かん》たるものといわねばならぬ。明和《めいわ》のむかし、この樹下に楊枝店柳屋《ようじみせやなぎや》あり。その美女お藤《ふじ》の姿は今に鈴木春信一筆....