» 楫柄

「楫柄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

楫柄の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
、葮葦の繁った処に一艘船が繋いで居りましたが、苫を揚げて立出たは荷足の仙太郎で、楫柄を振り上げて惣兵衞の横面を殴る。 大野「アッ」 といいながら此方へ泳ぎ著き....
藤九郎の島」より 著者:久生十蘭
んできた浮木が打ちあがってくる。どの船がどこで流したものか、焼印を押した淦水桶や楫柄《かじづか》、そうかと思うと、太い松の木が枝をつけたままで流れてきたりした。....