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業績
「業績〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
業績の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
十二円、賞与は年末に一回、月給の十割乃至十二割と決めたあと、社長は日本畳新聞社の
業績に就いて喋ったが豹一はろくろく聴いていなかった。 翌日九時に出社すると、い....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
影響を及ぼすことに気付いたので、上記のごとき太陽年を採用した。それがマルドゥクの
業績として伝えられたのであろう。その後、間もなく、星の位置を観測すると種々な季節....
「雛妓」より 著者:岡本かの子
、訣れを諦め易くしたし、それと、生前、わたくしが多少なりとも世間に現している歌の
業績を父は無意識にもせよ家霊の表現の一つに数えて、わたくしは知らなかったにもせよ....
「武装せる市街」より 著者:黒島伝治
かも、はしっこい、便衣隊の本拠へ乗りこんで行く。これは一生のうちの、誇るに足る、
業績の一つとなるに違いない! 俺の一生は、まだこれからだ。まだ/\これから、本....
「霊魂第十号の秘密」より 著者:海野十三
に大関心を示した。 治明博士は、聖者を迎える前に、レザール氏の身柄《みがら》と
業績《ぎょうせき》について述べた。これは実は博士のデタラメが交っていたが、一部分....
「あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
が、同君の美術家としての演劇への関心と協力とには、演劇人の立場から、真面目にその
業績を見守ることによって、敬意を払うべきだと信じます。 自分に関係のあることを....
「人工心臓」より 著者:小酒井不木
ば、如何なる病気も恐るるに足りません。私はパストールやコッホやエールリッヒなどの
業績を思うごとに、彼等が人類に与えた恩恵に感謝すると同時に、これ等の大天才たちは....
「小山内薫先生劇場葬公文」より 著者:久保栄
先生 築地小劇場は、先生の二十有余年にわたる劇壇生活の最後の活動であり、最後の
業績でありました。創立以来四年有半、朝夕先生の謦咳に接して、厳父のごとく仰ぎ見、....
「イプセン百年祭講演」より 著者:久保栄
すが、各国の演劇都市におきましても、さだめしこの機会に、沙翁以来の世界的戯曲家の
業績を追慕する記念公演が盛大に行われるだろうと想像されます。ただ今のところでは、....
「鴎外博士の追憶」より 著者:内田魯庵
束するに足るものがあった。『帝諡考』の如き立派な大著を貢献されたのは鴎外の偉大な
業績の一つである。考証家の極めて少ない、また考証の極めて幼稚な日本の学界は鴎外の....
「城」より 著者:カフカフランツ
した理由の重大さは、みなさんにもわかっていただけるだろう。おそらくは父の輝かしい
業績がなかったならば、きのうの祭りにおいても、あれほどまでに成功することはまった....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
で申開きをなすべきだと宣告した。即時、御前会議は召集された。そして伯爵が、自分の
業績について一場の陳述を終わったとき、会議は曖昧な儀礼をもって休会となった。だが....
「「にんじん」とルナアルについて」より 著者:岸田国士
合っていたことは面白い。ジイドが、「ルナアルの日記」刊行に際し、この作家の優れた
業績を一応|讃えながら、なおかつ、「ルナアルの庭には、もうすこし水を撒いてやる必....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
正をほどこしたり追加したりする事が一切出来なくなってしまった。私は特に注意すべき
業績についてだけ、ここに列挙して置きたい。 その第一は、第四節|西行の処に関し....
「黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
。 (一九四七年五月三日稿同年「別冊文芸春秋」一〇月号) *〔追記〕デヴィースの
業績とその日本訳については、『数学教育史』(岩波書店)に詳しい。またエコール・ポ....