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業障
「業障〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
業障の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幻影の盾」より 著者:夏目漱石
に引き出《いだ》して明ら様に見極むるはこの盾の力である。いずくより吹くとも知らぬ
業障《ごうしょう》の風の、隙《すき》多き胸に洩《も》れて目に見えぬ波の、立ちては....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
のう》を払うというなる初瀬《はつせ》の寺の夜もすがらの鐘の音も、竜之助が尽きせぬ
業障《ごうしょう》の闇に届かなかった。迷いを持って籠堂に入り、迷いをもって籠堂を....