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極位
「極位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
極位の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
まなかった。さすがに太政大臣という官をば容易に将軍に許さなかったけれど、事実上の
極位すなわち従一位をば、あまり惜しまずに与えた。義尚将軍はわずかに十九歳にしてこ....
「法然行伝」より 著者:中里介山
然は、法相、三論、華厳、法華、真言、仏心等の諸宗にわたって、凡夫の初心より仏果の
極位《ごくい》に至るまで、修行の方法や、得度《とくど》のすがた等をつぶさにのべ、....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
り、四十四歳(仁治二年)のときすでに正二位権大納言となった。御子左の家柄としては
極位極官である。それにこの昇進の早さは、たしかに大臣家の公達に互角であった。父定....