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楽才
「楽才〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
楽才の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「盲人独笑」より 著者:太宰治
要するに皆かれの末技にして、真に欽慕《きんぼ》すべきは、かれの天稟《てんぴん》の
楽才と、刻苦精進して夙《はや》く鬱然一家をなし、世の名利をよそにその志す道に悠々....
「弟子」より 著者:中島敦
後、冉有が子路の所へ行って夫子《ふうし》の言葉を告げた。 子路は元々自分に
楽才の乏《とぼ》しいことを知っている。そして自らそれを耳と手のせいに帰していた。....
「源氏物語」より 著者:紫式部
最もお好みになる院は、雪のある月夜にふさわしい琴の曲をお弾きになって、女房の中の
楽才のあるのに他に楽器で合奏をさせたりして楽しんでおいでになった。 年末などは....