概言[語句情報] » 概言

「概言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

概言の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
(一)概言 1 一条摂政|兼良《かねら》公の顔は猿によく似ていた。十三....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
若干の場合がある、と信ずるからである。しかしこれらは極端な場合である。したがって概言すれば、次のように云い得よう、 二、人口は生活資料が増加する場合には常に増....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
してよい。しかしながら、この時折りの一致に余りに頼りすぎたために、政治算数家は、概言して、あらゆる国には不変的死亡秩序がある、と想像するの誤謬に、陥ったのである....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
るにある。このように考えれば、ある工業品は極めて高い価値を有つことになり、そして概言すれば、それは購買者がそれに対し与えることを同意する程度だけ、購買者にとり価....
徳育如何」より 著者:福沢諭吉
にいたりては毫《ごう》も感服すること能わざる者なり。そもそも論者の憂うるところを概言すれば、今の子弟は上《かみ》を敬せずして不遜なり、漫《みだり》に政治を談じて....
妖怪学」より 著者:井上円了
文、地質、生理、心理の原理原則にその原因を帰するをいう。 以上の三時代、これを概言すれば左の三条となるべし。 第一は、万物各体の内に存する他体にその原因を帰す....