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槍奉行
「槍奉行〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
槍奉行の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
町奉行役を仰付けられ宝暦《ほうれき》三年の三月廿八日にはもう西丸《にしまる》の御
槍奉行《おやりぶぎょう》に転じました事でございます。して見ると調べの間は長い事で....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
た。 御曹司様衆と称された、貴族の若殿の一団も、前髪姿で控えていた。 この他
槍奉行、旗奉行、御蔵奉行、御料人様衆、御小姓衆、御しょう堂様衆、御|同朋衆、御使....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
だ、御家来に失策が有っても、渡邊さんや秋月さんが取做すと殿様も赦すだ、秋月さんは
槍奉行を勤めているが、成程|剛そうだ、身丈が高くってよ」 と手真似をして物語る....
「大阪を歩く」より 著者:直木三十五
こと、毛利が徳川の本陣近くまで、肉迫したために、家康の旗が旗手の手から取残され、
槍奉行の大久保彦左衛門がその旗を守って退却したなど、世人に余り知られぬいい話が残....
「猿ヶ京片耳伝説」より 著者:国枝史郎
し入り、主人将左衛門の片耳を切り落とし、「汝の娘、松乃の嫁入り先、長岡の牧野家の
槍奉行、坂田方へ押し入り、松乃の片耳を切り取るぞよ」と威嚇して立ち去ったのであっ....