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「槭樹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

槭樹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
赤い貨車」より 著者:宮本百合子
った。その古い菩提樹《リーパ》の並木道をあっちへ横切ると、石敷の歩道がはじまる。槭樹《ヤーセン》の影の落ちる歩道は八方から集って、緑のたまりのような公園となった....
良夜」より 著者:饗庭篁村
に立んという考えを固くさせたり。 懐しき父母の許より手紙届きたり。それは西風|槭樹を揺がすの候にして、予はまずその郵書を手にするより父の手にて記されたる我が姓....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
字面でとても詩作などには用いることは出来ない。 日本の学者は『救荒本草』にある槭樹をカエデにあてているが、これは無論あたっていない。なぜなれば日本のカエデは日....